明照幼稚園

高野山へ(4)

8月 17th, 2016 | Posted by Sato in 未分類
 暫くすると再びK師より入電。「お昼を一緒にしませんか?」何というタイミングの良さ。ポケモンGOのGPSを見ているのでしょうか(嘘。ONにしてない)。二つ返事でお願いして、「では一の橋の近くの喫茶店で」ということになりました。外人さん多数。けれど店員さんも慣れた感じで、普通に英語サービス。「待ちの職業というのは、対応力を伸ばすのだな」と改めて感じました。
 再び自転車に乗り、山内唯一のコンビニへ。中心地からは離れているのですが、かなり繁盛しています。やはり単価の低さと見慣れた安心感が強みかしら。下界と変わらないおにぎり(それでも梅干しとか多い)とかを眺め、ペットボトルのお茶を飲みます。高校生、自転車の人、バイクの人、外人さん、いろんな人のオアシスになっています。本来駐車スペースであろう所にパラソルと椅子が出ていて、思い思いに寛いでいました。またお行儀の良い猫がおり、「何かくれないかな」とじーっと待っておりました。
 三時を目指して、高野山大師教会へ向かいます(これ、大・司教会ではなく大師・教会です)。お受戒のため。1日6回だか、ワンコイン500円で受戒させて下さるのです。すごい敷居の低さ。ちゃんと塗香をいただいて、お話を頂戴します.お唱えするのは「南無大師遍昭金剛」。十善戒ですから、浄土宗の三聚浄戒よりも7つ細かい。改めてお伺いして、「うん、そうだそうだ大切だ」と味わいました。
 続いて「伽藍」エリアへ移動。例の空海上人が投げた三鈷がひっかかっていた松を中心としたあたりです。とにかくでかい。そして、上への指向を感じます。極楽浄土は西方ですから水平方向ですけれど、密厳浄土は上なのかな?いや奥の院の筈だし。そんなことを思いながら昨晩の散歩の会話を思い出しました。「ツイッターで、根本大塔をからめたMJの写真が出てるんですけど、どうも分からないんですよね、この辺りから撮ってる筈なんですが」のポイント辺りへ移動して撮影。どうにも上手くいきません。合成なのかな。経蔵を回して(蔵内の書庫ではなく建物自体に押し手がついています。案外軽い)御影堂の燈籠を写真におさめ、根本大塔へお参りしました。外から見ても大きいですが、中もものすごく大きい。中の仏様も、「どうやって搬入したの?」というほどに。立体的配置ということで、正面から見ると重なっているのが面白かったです。
 宿坊に戻ると、ちょうど「喫茶部営業中」とのことで、お庭を眺めながら紅茶をいただきました。「縁側に出たいのですが」と言うと、「では虫がいるでしょうから、蚊取り線香を焚きましょう。効くか分かりませんが」と奥様。コーヒー紅茶にお濃茶。素敵な、豊かな時間です。後で聞くと「8月から始めました」とのこと。ゆったりとした時間の中で、ぼぉーんやりと心を楽にして過ごすことができました。ヒグラシが啼いたりして、普段の暮らし…東京の人工的な有様に改めて気づかされます。
 そろそろ暗くなり始める頃に、K師から「S師と連絡が付きましたので、懇親会をしましょう」とのメッセージ。喜んで参加です。奥様に送って戴き、「ミッチー」という中華料理店で歓談。多分ふだんは高野山大学の学生さんで賑わっているのでしょう。最初は居酒屋さんを考えておられたようですが、「飲食店までお盆休みになっちゃってるんですよ〜」とのことで、「稼ぎよりも慣習」を感じました。
 ミッチー&二次会でのお話はすごく面白かったです。宗派と本山の関係とか、僧侶養成の話とか。「ボトルを入れて、また近々来ます!」とか言っていたのに全部飲んでしまったり…。そして再び奥様登場。本当にありがとうございました。

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